俳優ウォルトン・ゴギンズが、2025年5月10日に放送された『サタデー・ナイト・ライブ』(SNL)で初めてホストを務め、彼のユーモアと温かみのあるパフォーマンスが視聴者の心をつかみました。
オープニングモノローグでは、自身の外見に関するインターネット上の話題に触れ、「53歳でセックスシンボルになるとは思わなかった」とユーモアを交えて語りました。特に、後退していると噂される髪の生え際については、「子供の頃から変わっていない」と冗談交じりに述べ、会場の笑いを誘いました。
また、母の日スペシャルとして、母親のジャネット・ロングさんをステージに招き、共にダンスを披露する感動的な一幕もありました。ゴギンズは、「母がベビーシッターを雇えないとき、私をホンキートンクに連れて行ってくれた」と語り、母親との思い出を振り返りました。
番組内のスケッチでは、母の日のブランチで過度にフレンドリーなウェイターや、建国の父たちに第二修正条項を提案するキャラクターなど、彼の得意とする風変わりな役柄を演じ、観客を楽しませました。
なお、共演者のエイミー・ルー・ウッドとの間に噂されていた不和については、一切言及せず、番組は終始ポジティブな雰囲気で進行しました。
ゴギンズのSNL初登場は、彼の多才さと親しみやすさを存分に発揮した回となり、多くの視聴者にとって印象深いものとなりました。